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子守唄がとぎれる
心が振るえている
肉体が崩れていく
闇の形に拳をつくり
名前のないぬくもりを
抱きしめる
繰り返し 繰り返し


2011.08.11 Thu l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
季節に追い立てられ
突き上げられ
待つということの恐怖に
振り返りながら
過去形のまま
突然
奔り始める
そんな時
人はさすらう
肩に降り掛かる
死者の群れを
振り払いながら
病んだ風景の中を
さすらい始める


2011.07.17 Sun l l コメント (2) トラックバック (0) l top

海に溶けていく
母が
幸福をふりかえる
母が母であるための
欲望が
病んでいく
冷えたぬくもりを抱きしめ
母は
少女になる


2011.06.18 Sat l l コメント (10) トラックバック (0) l top

時が流れてくる
冷えた夜の隙間から
消えた日常を抱えて

さ よ う な ら

風がふいていた
すぐ近くで そして遠くで
季節の匂いがする
生きるために必要な幻想と
死ぬために必要な幻想とに
化粧された私が
呼吸の音に
ふりむく

さ よ う な ら



2011.05.19 Thu l l コメント (4) トラックバック (0) l top
死人が
微かな寝息をたてる
汗に濡れた肌を
舐める乾いた唇
読経の声が止む

窓を閉めてくれないか


2011.04.14 Thu l l コメント (0) トラックバック (0) l top

せつなさに

濡れて奏でる

春の歌


2011.03.09 Wed l 恋愛 l コメント (4) トラックバック (0) l top
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