失われた私の影
なぜ
不安の呼吸
時がみえない
私は私を忘れた

血が涸れる

私のなくした夜

過去形のまま別れていく

ある日 突然
待つということに恐怖を感じる
そんな時だ
人がさすらい始めるのは

あなたは雨の一部になって
私の肩に降り掛かるだろう

過去や未来と取引するな
現在を売り渡すな

愛は動詞だ

笑いが聞こえる
私の耳元で私が笑う

風景が
私の肉体を
通り過ぎる

逝く生命のぬくもり

風化する肉体

美しく燃える風景

人の形をした時
そして




2015.08.20 Thu l l コメント (0) トラックバック (0) l top
運命という嘘

光のない空

私の擦れ違った私の運命
私はここではない別の場所にいる

美しく燃える夜
時を模倣する
私は死んでいた

私は私を産み落とす

時のかすかな寝息が
聞こえる

呼吸の音が聞こえる

生きるための幻想

夜を横切る奇妙な夢

指の先で風が吹いている
ふりむけば
時の影が揺れる

幸福という名の欲望

愛することで私は世界と結ばれる

夜はひろがっている
ただひろがっている

私は私の時に出逢えなかった



2015.08.19 Wed l l コメント (2) トラックバック (0) l top
眠りに溶けていく
一瞬!
指が思考する

みえない夜
時が恋をする

熱い
血が
熱い

私は私を忘れていた

雨が降っている

てのひらのうえの夜

私でない私

時が耳元で囁く
肉体が狂い始める

顔のない恐怖

抱き合うことで
取り戻そうとした体温
私は私ではなく
またあなたでもない

溶けていく

肉体のなかを吹く風

熱い

眼差し

時はそこにいた
遠くにいると同時に
近くに すぐ近くにいた

時がやってくる
冷えた夜の隙間から

私が忘れた狂気

風が吹いていた

夢というのは
ある永いメッセージの
切れ切れな断片に他ならない

雨が降っている

心が割れる
時の足音が近づいてくる



2015.08.18 Tue l l コメント (0) トラックバック (0) l top
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