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気違いじみた渇き

あなたへの想いを込めて
あなたがさしのべた手を
私はどのような形で
握ればいいのでしょう

存在することは恥ずかしい
愛を守るために自分を殺す
最後の幻
死者たちは夢のなかで蘇る

ひとつの愛を掴むには
ひとつの愛を追放しなければならない

詩は希望への意志
愛する人よ 私が死んでも泣くことはない
これから私は死を生きるのだから

喜劇がはじまる
いつか本能的に語り始める時が来る
最初の一語を

部屋があまりにも静かなので
あまりにも無意味なので
私は悲鳴をあげ
叫ばなくてはならない

地球は寒い
人生は寒い
てのひらの恋愛線が消えていく



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2014.12.01 Mon l 詩・あの空にもう一度 l コメント (4) トラックバック (0) l top
私は狂った青空をつかむ
優しい殺意
閉じたまぶたの裏に
どんな悲しみがあるのだろうか

私の部屋には不思議な夢仏がいる

季節を胸に抱いて私は語る
風のこと
水たまりのなかの石のこと
大地を食べる蝶のこと

笑いは
人間に与えられたもっとも美しい知恵だ

愛は発見すること 常に発見すること
その存在を認めること
明日のあなたを許すこと
許すことができるだろうという
可能性にむかって
愛してますと語り始めること

風が吹く
すこし寂しい
風が吹く
語ることで私は支えられている

私はかつて鍵のかかる音を聞いたことがある
私は私の牢獄で鍵のことを思う
かすかな希望として

なんでもいいから
陽気にしていようじゃないか

私に微笑む権利があるのか

私は穏やかに人が殺せると感じた

幸福になれる人は詩を忘れる
それでいいのだ
詩が多すぎる必要はないのだから

じゃんけんぽん あいこでぽん
燃え尽きたロウソクに
もう一度あかりをつけてください
じゃんけんぽん あいこでぽん

現在を生きるために
過去を否定する
ふれあうことができなければ
信じることができない

私は私であることによって傷つく
あなたはあなたであることによって傷つく
地下鉄のホームに
一冊の日記帳がすてられている

私が死んだら
果たして何が私とともに死んでいくのだろうか



2014.11.30 Sun l 詩・あの空にもう一度 l コメント (2) トラックバック (0) l top
私は死んだ貝を
よろけるつま先でかぞえる
不器用な人間が好きだ

私が生きていることも
あなたが生きていることも嘘だろうか
ふれあう指のぬくもりを信じて
握りあったまま

あなたの遠さ
胸のなかを深海魚が泳ぎまわる

落とし穴のなかで生活が笑う

ポケットのなかの雨にぬれた指先

過ぎ去った日々と
どこでどのようにつながることができるか
嘘ではない 過ぎ去った日々は
夢にしろ幻想にしろ嘘ではない
握りしめた手のひらの痛みは
やはりいまでも痛いのだ
聞こえない私の声 あなたの声
私はひとり 窓のない部屋で語り始める
何かをつかむために
何かとつながるために

軽さ
この悲しいほどの軽さ
それが私だった

さりげなく生きていける肉体の
吐息のようなものを
「あ!」と感じる瞬間がある

浜辺に無数の足跡
存在の重量
透明になる私
踊る暦
月が泣いている
受話器を握ったあのひとの影

朝を落としましたよ あなた

何ひとつ消せない消しゴムがある
ことば それは私の未練だ

ちょっとあなた
そのベンチの上の風をつかまえてくれないか

人生のどこかで狂わなかったら不思議だ
人生は現実だ 夢じゃない
いつだって返済を要求される

誰も返事をしてくれないとしたら
私は何も語らなかったことになるだろうか
名前や住所で何がわかる
私のひとかけらも
あなたに残らないとしたら



2014.11.29 Sat l 詩・あの空にもう一度 l コメント (6) トラックバック (0) l top
涙が頬をつたう
寒い季節を歩く私の運命

私は小石をひとつ投げた

扉は夜にむかって開く
芝居は終わった
幕がおりようとしている

時計の音が聞こえてくる
吐息のように
祈りのような声が扉の内側でつぶやかれる
階段をふみはずした右足が明日を忘れる
歩くことを忘れる

影と光の性行為をのぞきみる
私のことばには穴があいている
指先の傷がいたくないのは
私がいたがらないからですか
血を流したら血は不足するのですか
夜明けがくると
私の夜はひとつ少なくなるのですか
涙をながせば不幸は幸福になりますか

鍵のかかった眼

吐息には殺意がある

狂人のようにあかるい昼
世界のぼんやりとした痛み

私には私が欠けている
生きることは
それだけで過ちであるかもしれない
どんなに追いつめられた時にも
生命は生命を証明する義務がある

生命はその内部に
自身だけでは完結できない欠如を抱いていて
それを他者によって埋めるように運命づけられている

みえない私だってあるはずだ
私の指 私の髪 私のことば 私の心

喉元の空の匂い
水溜まりにゆれる私の運命
私が触れる時 同時に私は触れられている

傷つけあう空と鳥

鏡の中で笑っている私への殺意

自然を模倣する

希望の解剖学
夢を歩く
私の声を食べる
恋愛の交叉点



2014.11.28 Fri l 詩・あの空にもう一度 l コメント (0) トラックバック (0) l top
突然
私は笑ってみたくなる

失うことを愛することなしに
人生を愛することはできない

名前のない絶望

美を理解すること
個のリズムと自然のリズムの一致

幸福という考えは典型的な誤解

未完成ということが詩の根本的なルール

遠く 私から遠く
不可能
血まみれの穴
日常の不透明さ

私がもう一度 私を信じるために

どんなにいいだろう
未来のあらゆる誘惑を
摘出してしまうことができたら
死は私の未来だ

孤独で裸で
喉が締めつけられるような記憶
奇妙な終わりのない走り書き

静かに降る雨の音を聞いていると
体内にふしぎな陶酔がこみあげてくる

鳥は飛びつづける
ひとりぼっちで
溶けながら
呼吸そのもの
飛翔そのものとなって

空にむかって背伸びする私は
病んでいる

風景を眼差しで抱擁する

私は私を埋葬する
私はあなたの涙のなかに立ち止まる
もし愛があるとしたら

雨にぬれた声
足のない鳥が飛ぶ
立方体の空
幻想だけが私に残された唯一の希望
ふりかえることで自らを正当化する
取り残された死者の悲鳴



2014.11.27 Thu l 詩・あの空にもう一度 l コメント (2) トラックバック (0) l top
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