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夕焼けに
指をかざし
私は死者に変身する
待つ事によって
自由を犯す

天秤の上で愛が溶けていく

ぬくもりは遠すぎる
饒舌な告白
絡み合った傷跡
だれかが
ながくゆるやかな影を踏んだ

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2008.09.30 Tue l 散文 l コメント (4) トラックバック (0) l top
無造作に死んでいった
男の人魂たちが
西念寺の夜を語っている
歴史に取り残された
言葉の苦痛たちが
西念寺の夜を語っている
振り向く事のなかった想いに
幸福はいつまでたっても幸福のまま
一回限りの呼びかけに震えながら
待つ事の息苦しさに太っていく
全ての仮定は曖昧だ
時雨に溶けていく
閉ざされた部屋の情事は
ホルマリン漬けにされた肉の匂いがする
西念寺に朝は来ない
無造作に死んでいった
男の人魂たちが
西念寺の夜を語っている

2008.09.28 Sun l l コメント (4) トラックバック (0) l top
私は眠っている
擦り切れた季節の
夕焼けの囁き
私は眠っている
世界は陽気な愛でいっぱい
溶けていく舌
肌色の穴
約束ではなかった
私は眠っている
私は眠っている
体の奥の
膿み始めた睡
爪の裏側で
私と
私は
眠っている

2008.09.27 Sat l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
唐の横町では
嗜眠性脳炎が目覚めている
夜を駆けてくる美爪術に
追い回されていた西行法師
「願わくば花の下にて春死なん」
などと 不正直にならなかったら
人は死ねないだろうか
陽気な幽霊たちが
綱引き競争に眼球を賭けた
唐の横町では
嗜眠性脳炎が目覚めている
快楽主義の約束など
独楽を回す子供のようなあどけなさだ
死たちが待合室の戸をあける
神無月の金曜日
寒いと誰かが 呟いた

2008.09.26 Fri l l コメント (0) トラックバック (0) l top
握りつぶされた告白に
唇を噛む愛は
破壊されるための美しさを見る
心の重さ

Do You Like Schbert?

剃刀を恋した君は
血友病だった

2008.09.25 Thu l 散文 l コメント (5) トラックバック (0) l top
ふたりの希望が絡み合い
退屈な奇跡が燃える
双子の月が踊る
愛し合うために
流れた血に
日常が沈んでいく

2008.09.24 Wed l 散文 l コメント (3) トラックバック (0) l top
音もなく
新鮮な恐怖が舞い上がる劇場で
喜劇役者が笑っていた
ひっそりと笑っていた
含羞草のように笑っていた
「愛しています」
という一言にさえ偽りが在る
寄木細工の恋愛関係
独占欲で飾られた
蝕刻版画のなかで
産み落とされた卵の殻は
見られる事を望んでいた
幕切れの陽気さで
見られる事を 望んでいる

2008.09.23 Tue l l コメント (0) トラックバック (0) l top
盗まれた無数の戯れ言
幽霊が産まれる
吐息が狂う
遠い惚けなさに
日溜まりの眠りは死んでいた
始めから死んでいた
夕焼けの地平線に
今朝はじめて会った恋人が
走っていく

2008.09.22 Mon l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
殺されたくない殺したい
複数のやさしさ
を 殺したい
壊れたオルゴール
私に私は見えない
明日の眠りが流れていく
不幸に向かって
私の自由は監禁されている

2008.09.21 Sun l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
雲が流れていく
無数の鳥の羽ばたきが落下した
青空は絵はがきの美しさ
私は鳥だ
青空の匂いを嗅ぐ数千の
数万の数億の鳥だ
なんという軽やかな風なのだ
なんという不吉な軽やかさなのだ
殺してあなた
犯してあなた
乾いたパンなんていらない
長過ぎた早朝の不在に
窒息死なんてまっぴらだ
郵便屋さんちょっと
捩じれた剃刀の
やさしさはまだ届いていませんか
死んだ鳥の頭上で色が消えていく
今ではもう 遅すぎる告白だ
聞こえてくるのは鳥の声ではない
あれは
生き物たちの絶え間ない腐食の音だ
遮るな
私と青空の幸福な緊張関係を
今ではもう遅すぎる告白なのだ

2008.09.20 Sat l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
風が吹く
掴み損なった血
風が吹く
私はもう忘れてしまった
風が吹く
私はもう思い出せない
風が吹く
失われた視力で見る亡霊は美しい
あなたの見えない遠さが囁く
取り残された告白
風が吹く
2008.09.19 Fri l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
私はすでに冬の肉体
辱められた生活の吹き溜まりで
私はすでに冬の肉体
微笑みに
残酷なくちづけの温もりが残った
私はすでに冬の肉体
想い出は行方不明
絡み合う傷跡が
腐っていく
私の生は
ひとつの記憶に過ぎなかった
見えない告白を刻み込んだ肉体を舐める
長い希望の始まりだった

2008.09.18 Thu l 散文 l コメント (3) トラックバック (0) l top
夜が降る
不眠の街角を
記憶が駆け抜けていった
あれは 夢なのか
夜が降る
私はすでに
恋文を待つ
夜の肉体だ
あ loveが走る
暁光に辱められたloveが
走る
loveが loveが走る
欠けたルビーの
真紅
純白の鳩の血
真紅
あ love loveが走る
腐ったレモンの香りする
行方不明だった恋文が帰ってきた
夜と朝の重なる不眠の街角に
行方不明だった恋文が帰ってきた
夜が降る
私はすでに夜の肉体だ
重ねられた掌の
温もりが冷えていくように
私のloveは覗かれている
死にかけた金魚のように
覗かれている
あ love
loveが走る
過ぎ去った日々を擦っていく
不在証明を
通り過ぎるための独白に
見つけたloveの愛を
せめて朝が来るまで
記憶していたい
温もりが恋しい季節
夜が降る
欠伸を噛殺して
夜が降る

2008.09.17 Wed l l コメント (2) トラックバック (0) l top
飢えた雨の降る夜
私の生は覗かれている
重ねた掌の温もりが冷えていく
いま
記憶しておかなければならない


2008.09.15 Mon l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
夜はまだこない
荒れ果てた都会の忘れられた地下道の
呪われた蝙蝠くわえた盲目の子猫
夜はまだこない
半端な殺意うずくまる
荒れ果てた都会の忘れられた地下道 匆々と
匆々と狂っていく想像力
語るべき叫び
レクイエム
半端な
半端な殺意 レクイエム
半端なレクイエム
突き刺さる暁光
なんというレクイエム
血こそ命 ちこそいのち
血 こそ 命 幾度繰り返せば
路上に書かれた一行の恋愛詩
とりもどせるか
破壊されるべき
荒れ果てた都会の忘れられた地下道
破壊されるべき
夜はまだこない
荒れ果てた都会の忘れられた地下道の
呪われた蝙蝠くわえた盲目の子猫
夜はまだこない
狂っていく青 狂った青空
に ぶら下がる変型した懐中時計
の 饒舌燃える
転げ落ちた肉体の断片の叫び 燃える
燃える舌
燃える舌の眠り
メエルシュトレエムの渦巻き恋する影のない男
敗走する
時速0kmの全力疾走
破壊されるべき
黄金の敗走
レクイエム
崩れていくレクイエム レクイエム
腐り始めた希望 レクイエム
敗走
破壊に必要な希望 回転する
しがみつく神秘なリズムの遠近感引き裂かれ
閉ざされた黄金の敗走 覆す
敗走
回転する
垂直に突き刺さった剃刀に蘇る死んだ夢
回転する
失われた視力で
血まみれのアリス 絵本焼く
聞こえる
故郷の凍った叫び
歪んだ鏡の中の血の音
聞こえる
夜は 夜はまだこない
敗走 黄金の敗走
振り返った遠さの中で死んでいった愛の
穏やかな敗走
海が見たい
はじめて くちづけを知った少年のように
海が見たい
長くのびた影
追いかける絶対的レクイエム
回転する
回転する狂気 敗走
絶対的レクイエム 回転する
夜はまだこない

※朗読用に作ったものです。声を出して読んでください。

2008.09.14 Sun l l コメント (0) トラックバック (0) l top
夜と朝が重なる
出逢いの時刻
歩き始めた人々は死を願う
乳呑み児のあどけない殺意に
取り残された記憶の中で
歩き始めた人々は死を願う
そこはいつでも凶区


2008.09.13 Sat l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
雨が降る
飛ぶ鳥の
乱れた羽ばたきに
破れてしまった恋文の香り
雨が降る
雨が降る
静かに狂っていった
彼岸花に

2008.09.12 Fri l 散文 l コメント (6) トラックバック (0) l top
遠さが
告白の遠さが
あなたから
私までの距離を測るとき
いたわりの
くちづけに血がにじむ
覗かれた鍵穴の叫び
然う然うと狂っていく
私の朝
おびえた視線が
歪んだ人影とすれ違う

2008.09.11 Thu l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
かろやかに
乱れた呼吸をととのえ
白いシーツの上の
あなたの黒髪に
くちづけする
美しい狂気の位置
記録された私は
私に過ぎないというのに
片寄せ合う季節の中で
朝露に濡れたつくつくほうしの死は
加害者として居直る鑑賞者の
視線を跳ね返すやさしさに
みちている
折畳んだ新聞紙に
封じ込めれれた物語のように
インクに染着いた予感の声を聞きながら

2008.09.10 Wed l l コメント (0) トラックバック (0) l top
複数の私が殺した
あなたのあなた
緑の砂漠にゆれる
剥き出しのシンボル
正三角形の神秘も
石墨化したダイヤモンドを
蘇らせる事はできない
やさしい動物たちの
やさしい殺意に
ふるえているあなたの
位置
残酷な秩序の問いかけに
流れ出した血の
持続する愛撫を
拒否する
純粋の重さに
狂っていった
あなたのあなた

2008.09.09 Tue l l コメント (2) トラックバック (0) l top
焼けるというよりは
溶けるという感覚で
ひろがっていく痛み
ハングリーなパントマイムの影
欠如としての存在を埋めていく
太った救世主
あれは
密かな期待

2008.09.08 Mon l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私は私が私で
在る事に自由であり続けれるだろうか
あらゆる点の
あらゆる色彩の
あらゆる音の  熱
意思しているのは私の私ではなく
複数の記号の私なのだから

2008.09.07 Sun l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私は私を裏切り
私の生命を憎み
私の死を憎む
待つ事に
慣れてしまった肉体の
滑稽さのように
魂の
血の
血の流れ
記憶しなければ
自身を記憶しなければ
遠ざかる速度で


2008.09.06 Sat l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ブランコのように
首吊り死体がゆれる
雨のような
咳のような
呼吸が聞こえる
待つ事の欲望に潜む殺意
信じる唯一の現実
憎む事のできる潔癖さ
嫉妬する呼吸
選択の痛み
産まれてくる血の想い
夜を想像する
2008.09.05 Fri l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top
饒舌な季節を追う
約束された朝日の過失に
溶かされていく
悪質な冗談でしかなかった誕生日
恐怖を剥き出しにした集団は
目覚め続ける事によって
裁かれ
意味もなく死んでいく
在る事の微熱に
楽天的な罪を選択する
明日のための殺意に
引き裂かれていく
私の持ち得る多くの
死を仮定する事で
遺体に似合う風景を
紅く染める事が可能であるなら
待つ事に消耗した
欲望の目眩は
幸福を保障する契約となる

2008.09.04 Thu l l コメント (0) トラックバック (0) l top
治癒される事のない傷を
記憶する
擦り切れた美しさを剥がす決意
抱き合ったまま
凍結する冬眠形式の愛戯に絡み付く希望
自分自身を喰らい続けていく
生存の確かさと
日常的な幻想


2008.09.03 Wed l 散文 l コメント (4) トラックバック (0) l top
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