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死んだ貝を
よろけたつま先で数えながら
砂に埋もれた
乳房の線をなぞる
光る海の中で
思い出が血に染まっていく
私が生きている事も
あなたが生きている事も

吐息に絡み付く
燃え残った私の骨達の
重み
悲しいほど軽く
柔らかなその重み
私は風を待つ
ひとりボンヤリと
胸の中で
深海魚が泳いでいる

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2009.01.31 Sat l l コメント (2) トラックバック (0) l top
速度が欲しい
死に近づく速度が
自然を模倣する
遠い希望が
屍体の声を食べる

2009.01.30 Fri l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top
憎み合う
空と鳥のように
私たちは愛し合い
幼年に還っていく
乾杯しよう
鏡の中で産まれた私たちの殺意に
乾杯しよう
あなたを食べる
やさしさの距離で
私は不在

2009.01.28 Wed l l コメント (0) トラックバック (0) l top
鳥達の羽ばたきとともに
無数の目覚めが
非常階段を登ってくる
抱えきれないほどの昨日
私には思い出を語る言葉がない
生きる事は
そのまま過ちであるのかもしれない
私には私が欠けている
鏡の中の家路を急ぐ
春を抱く意志が
疲れた水の底で夢を見る
見えない私の影が
見えない私の手が
足りない血が
すてられる

2009.01.26 Mon l l コメント (0) トラックバック (0) l top
言葉が転がり始める
取り残された立方体の希望
約束できる事は何もなかった
どこにいるの あなた
内側から殺された人みたいに
小さなもしかしたらを恐れ
いまどこにいるのあなた
微笑みを殺したい
愛の問題ではなく
誰が声を聞くのか
何も世界と結ぶものはない
殺意を秘めた関係に理由などいらない
昨日までの距離が
どんなに遠く感じられるか
それを語る事は不可能だ
世界のぼんやりとした痛みが呟く

2009.01.24 Sat l 散文 l コメント (4) トラックバック (0) l top
酔った女の
穴の開いた言葉が
喉を締め付ける
空は閉ざされ
街路は歌声に満ちる
どうすれば沈黙に出逢えるか?
影が笑って消える
ほら!雨が降っている
見知らぬ樹木の曲がった枝に
お聞きなさい
故郷がどこにあるか
お聞きなさい
血の流れる音を
静かに
憎み
目に鍵をかけ

2009.01.21 Wed l l コメント (0) トラックバック (0) l top
人影の眠る鏡に
小石 ひとつ投げる
軽やかな殺意
扉は夜に向かって開き
芝居は終わり幕が下りる
産まれてくる為の殺意
見知らぬ道で風になる
鳥が石のように落ちてくる
存在は犯罪だ
死んだ祈り
私は逃げた
そして老いた
老いて埋葬された

2009.01.18 Sun l l コメント (0) トラックバック (0) l top
私の指
私の欲望
季節の断片
捨てられたへその緒
だれもいない
窓のない部屋
逃避するためのイマージュ
幼年の涙
砂漠に踊る
母を呼ぶ声
幸せな
不透明で無感覚な性交
私は迷子になっていた

2009.01.15 Thu l l コメント (0) トラックバック (0) l top
思い出に満ちた朝焼けの中で
指に巻き付いた髪が音を立てる
私たちに声はない
鳥が静かに呼吸する
誰に そう誰に
眠りたいという欲望を
確かめる事ができたのか
埋葬された私たちの涙
鳥が飛ぶ
足のない鳥が飛ぶ
幻想だけが残された唯一の希望
幾千人の血のしみ込んだ石を割る
私たちの声
もはや
私たちに恋人を愛する声がない
死者を埋葬する声がない
私たちには

2009.01.13 Tue l l コメント (0) トラックバック (0) l top
悲しい街路の
閉じた扉
閉じた眼差し
唇にあてた粉雪の輝き
誰もいない部屋で
愛を囁く声
静かに散る花に
喉の締め付けられる記憶
奇妙な終わりのない恋文
Wish you were here.

2009.01.12 Mon l l コメント (2) トラックバック (0) l top
去っていく足音のように
あなたの体温が遠ざかる
意味はない
同じ空 同じ雲
道祖神の微笑み
残された影を抱く事は苦しくて
へらへら笑って ふらふら千鳥足
不思議な掛声が谺する
甘い恋の中
私は私に疲れ
さようなら
台詞を忘れた喜劇役者の
意味もない笑い声が燃える
泣き濡れた夜の道を
歩き始める名前のない絶望
不幸への意志
運命が翻訳される

2009.01.10 Sat l l コメント (2) トラックバック (0) l top
空がふるえている
窓さえ寂しそうだ
たったひとりで少しも笑わず
言葉を夢見
私の夜を歩く
ふるさとに
鳥影はなく
道祖神に祈る人もなく
貧しい私の
消えていく体臭を
誰に告げよう
夢から醒めた迷子
迷路は至る所にあり
窓硝子に歪んだ顔を映して
笑ってみる
何かがまっている
静かにまっている
夢の中に 夢のかおりの中に

2009.01.08 Thu l l コメント (2) トラックバック (0) l top
私は夢から覚める
あるいは
新しい夢を見る
わずかな寝返りを打つ私自身
産まれたという事がほんとうに
確かなわけではない
さよならと私は言いたい さよならと
どのようにして夢から逃れるべきか
窓ガラスに映った一人芝居に拍手を贈る
私が他人でない事も
他人が私でない事も 不確かな
眠りの中で

2009.01.04 Sun l l コメント (4) トラックバック (0) l top
飢えが腹を噛む
無数に屍体はある
屍体につまずく
白い空
窓のない部屋で
愛し合いながら
死に近づいていく
最後の声も残らない
死が始まる

2009.01.03 Sat l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top

胸の中に
雨が降る
棺は血に飢える
小鳥が空を飛ぶ
不思議な
声が聞こえてくる
喉に輝く叫び
私の夢
血を流している指
残された失語症
もう一度始めから
やり直さなくてはならない
一切の理由を忘却して
握りしめた拳が熱い
いつかまた
ひとつの 新しい夢
私の

2009.01.01 Thu l l コメント (0) トラックバック (0) l top
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