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誰もいない部屋
秘かに笑い始める白い骨
そして
またしても同じ夢
捩じれた影
私は深夜 壁を叩く
あなたを愛してるという射程距離
記憶する速度が寂しい
拳の中のもうひとりの私
そして
またしても同じ夢
空が割ける
花が散る
風が鳴る
そして
またしても同じ夢

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2009.03.31 Tue l l コメント (0) トラックバック (0) l top
私は笑った
あなたが笑った
夢が消える
狂った吐息
今にも笑い出しそうな
不器用な悲しみ
ふたつの飢えた肉体
ひとつの想い出
あるいはひとつの約束
私は眠っている
あなたは眠っている
同じ子守唄
同じやさしさの中
私は私の生活を飲む
あなたはあなたの生活を飲む

2009.03.28 Sat l l コメント (6) トラックバック (0) l top
花が咲いている
いま何時だろう
雨が降る
手のひらの中の故郷
風が吹く
あらゆる場所
あるいは
何処にもない場所に
私はまだ存在していない
私の体温
悲しみがやってくる
柩を覆う布のような
白い雲が流れている
風景の声
沈黙
くちづけ
吐息
軽やかな踊り
もうひとつの夢
もうひとつの夜
子守唄のような
ただひとつの愛
あなたはいない
私もいない
孤独な群集
あなたを愛して私は狂う
愛する形

ほしい
空が落ちる

2009.03.26 Thu l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
食べてください
私を
しずかに
ひたすら
昆虫のように
食べてください
私を
そして悲しんでください
見えない幸福と一緒に
私はここに居て呼吸し
ぬくもりに震えながら
激しくあなたを愛する事を考えています
いつも少し
何かが足りなくて
私は私に触れないまま
横たわっています

2009.03.22 Sun l l コメント (6) トラックバック (0) l top
朝は傷口のようにやさしい
微笑む為に必要な悲しみがある
開かれる窓
始めて見た愛の形
その限りない寂しさ
果実みたいな
瞼の奥の不眠の記憶
窓を閉めないで
空が見たい
空が欲しい
花が散る
夢の汗
風が鳴る

2009.03.21 Sat l 散文 l コメント (2) トラックバック (0) l top
死者の歯の前で
秘かに笑う
速度
の飢え

そして河
の死
眠りへ
拳の中を稲妻が走る
風景を模倣するあかるさ
生まれてこようとする悲鳴
穴の開いた肉体が
生活を埋葬する
眠りへ
ぬくもりもおもさもにおいも
いまはなく
痩せた夢の中で
ふたたび
見えない空に触れる

2009.03.20 Fri l l コメント (2) トラックバック (0) l top
恋文が燃える
風が吹き始める
爪痕の残った風景画
あなたを愛していた
青空のように
部屋が死んでいく
色褪せた壁に塗り籠められた
風景
雨に濡れた
引き裂かれたこゝろと
火照った肉体
軽々と
拳の中で宙返りする愛
窓を叩く生活の血の匂い
待つ事に終わりがあるのだろうか
月が笑う
風が吹き始める
あなたのいない夢の中で
死んだ魚の白い骨が
喉を突き刺す
夜明けから遠く離れて
私は
黙ったまま
希望についての一行を書き記す
うっとりと
傷ついた風景
死んだのは
生まれたのは
誰だ
道化のように困惑し
憎んでもいないのに
なぜ
愛しているなどと言ったりしたのだ
本当に寂しい
私は壁を叩き
音になる

2009.03.19 Thu l l コメント (2) トラックバック (0) l top
私はあなたに触れる
握りつぶした熱帯魚の
冷たい感触の残る
濡れた左手で
私は今夜
手紙を書く
夢のような筆跡で
唇に残る
やさしさの記憶を
やがて
夜が落ちてくる
砕かれた鏡の中を
やがて
夜が落ちてくる
海が鳴る
ふたつの砂丘の裏側に
悲鳴の形した
海が見えてくる
私のいのちには重さがない
風が吹き始める
私はわずかに微笑む
指に残ったガラスの破片の中で
細い首を傾げて
もうひとりのあなたが待っている

2009.03.15 Sun l l コメント (2) トラックバック (0) l top
私はあなたを愛した
私は愛した
鏡の中のあなたを
私は愛した
風が吹いてくる
魂がひかりのように
ほほえむ
そして終わる
亡霊を見る
生まれてからの全ての記憶
私である私
夜を絞め殺そうとする掌
唇を薄く開いて
笑ってみたかった
絡み合う指
私はいない いなくなった
やさしさがすべてを裏切る
信じる事は血を流す事ではない
私は叫ぶ
夢を見る
夜を抱いて

2009.03.14 Sat l l コメント (0) トラックバック (0) l top
溶けていく肉体に
恋文を書きながら
風景の暗さに
接近していく
残された歯形の
瑞々しい輝き
夢を見る肉体
拾い集めた記憶を
切り刻む指の痛さ
私はあなたを愛する
私はあなたを憎む
土偶となって
悲しさという距離を疾走する
日常のように
殺意を込めて
私はあなたを抱く

2009.03.11 Wed l l コメント (0) トラックバック (0) l top
眠る愛人の
身体が軽く揺れ
詠が飛翔する
私は運命を見た
コップ一杯の湖に身を投げて
溺死した運命を見た

2009.03.09 Mon l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top
いま私はここにいる
神はただ神になる事を欲する
宇宙が拡大し始める
喜劇が始まる
人々は理解という寝床の中で眠る
ふたたび
羽毛のように軽く夜が訪れる
生暖かい遺体の夢を
卵を割るように簡単に砕く
悲鳴
人間的とはどういうことか
私はひとつの傷から産まれ
飛翔に疲れて戻ってくる鳥の
内蔵を喰らう
私は殺したのか
美しく青い空気の中で

2009.03.07 Sat l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私はもう一度
反対の方向に
歩いていく
小鳥を殺して食べた朝
希望を空に飾る

2009.03.05 Thu l 散文 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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