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私は叫び声を聞いた

叫んだのは私なのか
それとも
やさしい隣人なのか
誰かが
私を呼んだような気がする
時が消えていく
平衡感覚を失ったこゝろが
風景を駆け抜けていく
手のひらの中の夜が広がっていく
私の背後で
亡霊が笑う
沈黙の中で
爪が延びていく
誰かが
私を呼んでいる


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2010.04.29 Thu l l コメント (2) トラックバック (0) l top
猫の声が聞こえ
鳩が飛び立ち
人影が揺れる
言葉を無くした翁がひとり
眠りを夢みて
消えていく明日を振り返る
ひっそりと
紅く染まった地平線に
風が吹き始め
手のひらが温もり始める
言葉を無くした翁がひとり
柩の中で欠伸する


2010.04.21 Wed l l コメント (2) トラックバック (0) l top
季節外れの風鈴の音がする
眠りの中を
涙で化粧した女が駆けていく
ふたつの不在を追いかけて
街が燃えている
記憶を失った風景の片隅で
街が燃えている


2010.04.16 Fri l l コメント (0) トラックバック (0) l top
遠離っていく朝
取り残されたぬくもりの中で
静かにふるえながら
季節の匂いを抱く
私の背後で
幸福に酔いしれた季節の
曖昧な影が揺れる


2010.04.11 Sun l l コメント (0) トラックバック (0) l top
もう一度 振り返る
ふるさとを
もう何も見えない
雪が舞う
手のひらで重なり合う呼吸
女の流した血が
指を紅く染める


2010.04.06 Tue l l コメント (0) トラックバック (0) l top
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